当社は、JFEスチール知多製造所内に事業所を構え、鋼管(スチールパイプ)の最終加工から検査まで出荷前の重要な領域を担っています。
JFEスチール様は、現代の暮らしに欠かせない「鉄鋼」を世界各国に輸出するグローバル企業。なかでもトーカイテクノが携わっているJFE知多の鋼管の多くは、石油や天然ガスなどの“エネルギー資源”を産地から人々の暮らしに届けるラインパイプやプラント設備にも使用されています。安定した品質と熟練の技術による「made in Japan」クオリティを世界へ誇れるよう私たちは責任を持って取り組んでいます。
現在、モノづくりの業界ではAIをはじめとした新技術の投入により自働化、オートメーション化が進んでいます。しかし私たちが担う最終加工・検査の領域は、品質を守る最後の砦。機械加工だけではなく、人の手・人の目・考えにおいても実現できる臨機応変な対応が求められます。
鋼管の加工を行っています。専用の設備やクレーンを動かすオペレーター業務が中心です。また、設備の能力を最大限に生かすように、メンテナンス等も担当します。
鋼管の強度に問題はないか、曲がりや凹みはないかなどを専用の検査設備でチェックしています。印字職場では、ほとんどの製品が最終工程になるため、正確な検査が必要です。
工具や専用の道具で、不具合品の手入れを行っています。わずかな凹みやふくらみであっても見逃さず、製品仕様に合うよう、手作業で調整を行っています。また、測定機器を使用し、最終検査も担当します。
工場内で安全に作業が行えるように、また製品品質を確かなものにするために管理を行う部署です。安全講習や品質教育、資格取得支援のための勉強会も主催します。ほかにも、総務・人事などの機能もあり、社員の働きやすさを守る部署でもあります。
トーカイテクノでは毎年「安全健康活動方針」を掲げ、自主自立活動の推進や設備・作業の更なる本質安全化など安全活動を実施しています。「自ら考え、自ら行動」してゼロ災職場を目指し、常に「安全」を意識した活動・教育を行なっています。
定期的な安全教育や過去の災害事例をもとにした勉強会及び現場視察を行い、安全に強い職場・人材育成を行います。所内には、安全や品質に対する体感訓練場が多くあり、現場スタッフが体感することで、自職場での品質・安全意識を高める活動も展開しています。
JFEスチール(株) 知多製造所の環境方針に基づき、地球環境の向上を経営の重要課題と位置づけ、環境と調和した事業活動を推進することにより、豊かな社会づくりを行っています。また過去に起きた問題、あるいは今後起こりうる可能性から対策を行い、継続的な環境管理を実施していきます。
『JFEブランド』の信頼性向上を基本理念とし、QA・QC体制の充実、本質的且つ継続的改善を実施しています。品質目標も毎年掲げ、様々な活動を行うことにより、品質管理の弱点克服や重大クレーム、大量不適合の発生を未然に防止しています。
クレーン運転士や非破壊検査(NDI)資格など、職場に応じた資格を取得する体制を整えています。未経験者でも将来的に指導者として自立していけるようにしっかりとサポートします。